こんにちは、再びの登場“モタスポオタク”オミナエです。
前回コラムは編集長を始めとしたいろんな方に面白かったとえらく褒めていただき、嬉しい気持ち半分(関西人的に面白いは正義)ハードル上がってんなぁやべぇなぁという気持ち半分でこのコラムを書いております。
さて、そんな前回コラムの富士本コース走行から既に4カ月、世界的に停止していた各種モータースポーツも再開され、毎週末メジャーレースが行われるようになりました。(執筆時)
9月からは国内でも観客入場が許され、さっそく観戦と撮影に出かける週末が始まり、昼に国内レースを見にサーキットへ足を伸ばし、家に帰ったらF1、夜中にインディ、合間にGTSportsというモタスポ天国どころかもはやモタスポ地獄?とも言えるようなスケジュール。
一方で、毎週末何かしらイベントがあることで自身が走る機会は減っており、涼しくなってきたしそろそろ愛車なり86なりで自分でも走りたいなーと思っていた中、編集長から“安定”の急なお誘いが。
「今度つくば2000で2時間耐久レース出ることになったんだけど出たい?」
急に何!?(CV.千鳥ノブ)
とは思いつつも、そんなもの答えは当然「出たい!」一択に決まってます。というわけで、流れるようにレースに出ることが決定です。
だがしかし、ここで問題が発生。助っ人として山田遼プロが走ってくれることは決まったものの、他走行予定の4人はTC2000未経験。
なんならレース参戦経験なんてものもない恐ろしい事態に。これはまずい!ということで、みんなでつくばに練習に行くことが大決定!
さて、練習に行くのはいいとして、当然サーキット側にも走る側にもスケジュールの都合があります。
そして、参加が決定した段階でレースまで一カ月もないので、調整がうまくいくはずがありません。
その中でも特に今回難航したのが、HC動画でおなじみ“ニックン”と私オミナエ、この二人。どうしてもここ二人の予定が合いません。
これは練習は無理かも……そんな空気が流れ始めたころ、編集長から提案が。
「じゃあ、明後日GTSportsでタイムアタック勝負して勝ったほうに合わせよう。負けたほうは残念だけど今回はなしね!」
こうして、歴史に残る(?)熱い戦いの火ぶたが切って落とされたのでした。
編集長には「了解です!」なんて軽く返事をしたものの、内心はしめしめと思っていたオミナエ。
なぜなら、ステイホーム期間に死ぬほどGTSportsをやり込んでいたのです。
毎晩友人たちと3時間以上の走り込みを行い、スポーツモードのDRもA、走行距離は購入から1年で40,000㎞、なによりそもそもPS4で持ってるゲームはGTSportsだけ!
対戦相手のニックンは免許取り立てでまだ初心者マークがついています。免許取得から5年以上のオミナエとは経験値が全く違います。
これで負けてるようじゃ自分自身のプライドが許しません。早速、勝負の条件であるTC2000を86GRMNで練習開始!
本番はハンコン+プレイシートなのに対して、コントローラーでしか練習できないという部分が不安ではあるものの、ブレーキングポイントやライン取りは十分勉強になります。
他にもオンボード動画を見たり、走行経験のある友人に話を聞いたりして、短い期間ながら準備を整えていきます。
そしてあっという間に勝負当日、明暗を分けるあの熱い戦いが開始されるのでした。
次回「歴史に残る名勝負!そしてまさかの展開!」こうご期待!