COLUMN

モタスポオタク、レースに出る その③

スーパー耐久鈴鹿ラウンド観戦に向けてチケットとホテルを予約し、準備万端だったにもかかわらず、緊急事態宣言により全てが無となってしまった悲しきスーパーモタスポオタクとは一体、誰でしょう?

そう、私です。

改めましてこんにちは、オミナエです。執筆時点(2021年1月半ば)では二度目の緊急事態宣言が発令されており、遂に周りでもちらほらPCR検査を受けたという話が聞こえてきておりますが、皆様はお元気でしょうか?

オミナエは某魔女が旅するアニメにがっつりハマって原作を大人買い、一気読みできるくらいには元気でございます。

さて、筑波2時間耐久レースに向けてのドライバー選考タイムアタック@GTSに敗北したたものの、まさかの勝負無効で首の皮一枚つながったオミナエ。

今回はレース一週間前のシミュレータートレ&ドライバー決定がどうなったかお話していきます!

一家に一台シミュレーターが欲しい

さて、レース一週間前に編集長から指定された都内某所は、まるで秘密基地のような空間。2台並んだドライビングシミュレーターに飛行機シミュレーター、更には「時間内に光ったところを叩く反射神経の機械」(正式名称不明)なんてものも。うーんこれは完全に男の理想空間ですね(※個人の意見です)

そんな理想空間で行われるのが、お馴染み澤圭太プロによるシミュレーター筑波トレーニング。空間も理想なら内容も理想です。素晴らしいですね。

使うソフトはアセコルこと「アセットコルサ」、GTスポーツと比較すると挙動がより実車に近く、その分ステアリングコントローラーじゃないと走れないシビアなシミュレーターと言われています。

そのアセコルを使用して86@筑波シミュトレーニングの開始です。

まずは澤圭太プロからコーナーごとのポイントを指導していただきます。今まで雰囲気で走っていたので、目からウロコがポロッポロ。大変勉強になりました。

そしてそれを踏まえた上で練習スタート!ハイグリップタイヤの設定で走ったあと、グリップレベルを落としてより実走行に近い感覚で走ってみるという流れです。

もちろんこれはトレーニング、いかに自分のスキルを上げられるかというのが重要ですが、ニックンに敗北したオミナエ、今回は絶対勝つ!と密かに対抗意識を燃やして走っておりました。

2時間みっちり練習し、ある程度つくばの勘所を学んだところでトレーニング終了。ハイグリップではいいタイムを出せるものの、グリップレベルを下げた際にラップタイムが安定しないという未熟さをガッツリ露呈させつつも、ニックンにベストタイムで勝利し内心ガッツポーズ。まあ勝ったところでドライバーが決まるわけではないんですけどね。

ドライバー決定はレース当日!?

さてさて、あっという間にレース当日です。

なお、直前に86へのラッピング作業なんていう一大?イベントもあったんですが、「大変だったけど達成感がすごい!楽しかったです!」なんていう感想しか出てこないので割愛です。

早朝に筑波で集合し、当日の助っ人、山田遼プロと含めて作戦会議開始です。当初の予定では3ピット4スティントの予定でしたが、それだと勝負権がなくなるということで2ピット3スティントへ変更。

つまり山田遼プロ以外に枠は2つ。編集長は諸事情で走らないということで、3人から2人を決めることに。どうやって決めるのかとビクビクしていると、編集長が鶴の一声

「年功序列ということで、にっくんとオミナエくんでいこう。こばとんくんは今後もチャンスいっぱいあるから今回はリザーブで我慢してね」

あっさりドライバーに決まっちゃった!

ということで、まさかの大逆転でレースドライバーに決定したのでした。

次回「レース本番編」お楽しみに!

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