COLUMN
気まぐれに車を走らせ、とりあえず箱根で日帰りドライブ。
せっかくここまで来たんだから、日帰りとはいえ湯河原温泉の一端だけでも楽しみたい。
短い一日、食事も風景も温泉も…。
そんなドライバーにお勧めなのが、ここ「独歩の湯」です。
大観山から湯河原パークウェイを下る。
木漏れ日とワインディングを楽しみながら国道75号線に入り、
そのまま千歳川に沿っていけば近くに到着します。
場所がやや分かりづらく、右折して権現橋を渡りそのまま上った先に小さく案内があります。
そこが独歩の湯に通じる遊歩道の入り口です。
駐車場はその案内をそのまま無視して、もう少し坂を上がった先。
数台は止められますが、埋まっている可能性もあるので近くの観光協会に駐車する手もありますよ。
坂の勾配が強いので、散策気分で進みます。初夏ではこの付近で蛍も見られるようで、シーズンでは万葉公園内で「ほたるの宴」なるイベントも開催されているようです。この時期は独歩の湯も1時間ほど営業時間を延ばしています。もちろん初夏でなくとも、渓流を楽しむことができるので自然を存分に感じられるでしょう。
独歩の湯は丸い公園のようになっており、外周をなぞるように歩くと受付があります。
そこで専用券を購入し、更衣室でサンダルに履き替えた後に入場します。
9つの足湯はそれぞれに様々な効能が。高血圧に効果がある「脈胃の泉」や、便秘に効果がある「腸鼻の泉」。中には、楽しく思わず笑ってしまう「喜(よろこび)の泉」といった珍しい内容の足湯もあります。
足湯から上がった後は、更衣室前のアイスを食べながら談笑するのも乙なものです。
温泉ではないので女性はメイクの心配も必要なく、友人たちでツーリングに来た場合は小休憩にもちょうど良いですね。
時間調整や、宿泊温泉旅行の下見がてら一度訪れてみてはいかがでしょうか。
「独歩の湯」
大人(15才以上)300円/小・中学生200円
神奈川県足柄下郡湯河原町宮上704
『独歩の湯』は
で紹介されています。