COLUMN
こんにちは、好きなクルマゲームはThe Crewの方の池田です。
前回のSUPER GTの記事で、レースの概要はわかっていただけたかなと思います。
しかし、まだいまいち興味を持ちきれてない方もいるのではないでしょうか。
そこで、今回は、さらに掘り下げた、SUPER GTの魅力たっぷりな見所を紹介しようと思います。
”
”
そう、SUPER GTは混戦なんです。
と、聞くと「実力差が拮抗してるということ?」と思うかもしれませんが、今回はそう言う意味ではありません。
SUPER GTにはGT500クラスとGT300クラスがあるという話は前回お話しさせていただいたと思いますが、その2クラスが同じレース会場を、同時に走るんです。
2つのクラスの車両が同時にレースをするということがどういうことかと言うと、レースのあちこちでバトルが行われるということ!
モータースポーツにおける醍醐味、見所といえばいくつかありますが、やはりオーバーテイク(追い抜き)の瞬間は盛り上がるものですよね。SUPER GTは2クラス混走なのでそのオーバーテイクの瞬間が数多く見られます。つまり、熱い!!
ちなみに、GT500クラスとGT300クラスの車両の見分け方はライトとゼッケンベースの色で見分けられます。GT500は”白色”に対してGT300は”黄色”です。
特にヘッドライトの違いは分かりやすいので、違いを聞かれた時はドヤ顔で教えてあげてくださいね。
“モータースポーツはチーム戦”とよく言われます。
その真意は、クルマを実際に運転するドライバーだけでなく、車体のカスタマイズなどを行うエンジニア、ピットイン時に給油やタイヤ交換を行うメカニック、チーム全体の舵を取る監督…等々、多くのチームメンバーのチームワークのもと成り立っているということです。
が、SUPER GTにおいては少しだけ意味合いが変わります。
と、いうのもSUPER GTはドライバーが2名体制!
走行距離が250km〜1000kmになるため、ドライバー2名体制でレースを行います。
レースを進める上で、一度ドライバーを交代することがルールによって定められているのです。
※1000kmのコースの場合2名以上のドライバーも許可されています。
”
”
前回の記事で少しだけ言及していたのですが、SUPER GTにはウェイトハンディ制という独自のルールがあります。これは、簡単にいうと”強い人ほどハンデを背負う”制度です。
具体的には、シリーズ獲得ポイントに応じて車体にウェイト(重り)を乗せなければなりません。したがって、車体重量が重くなります。
クルマに限らず、全ての乗り物類に言えることなのですが、車体が軽ければ早く、重ければ遅くなるのはミニ四駆の骨抜きからもよくわかることだと思います。
この制度によってシリーズを通して実力差が出過ぎず、シリーズ終盤まで展開の分からない熱いレースを楽しむことができるんです!
2019年度のレーススケジュールは以下のとおり。
Round01 岡山 4月13~14日 岡山国際サーキット
Round02 富士 5月3~4日 富士スピードウェイ
Round03 鈴鹿 5月25~26日 鈴鹿サーキット
Round04 ブリーラム(タイ) 6月29~30日 チャン・インターナショナル・サーキット
Round05 富士500マイル 8月3~4日 富士スピードウェイ
Round06 オートポリス 9月7~8日 オートポリス
Round07 SUGO 9月21~22日 スポーツランド SUGO
Round08 もてぎ 11月2~3日 ツインリンクもてぎ
この全8レースでの総獲得ポイントで年間チャンピオンが決定するわけですね。
毎年ある程度の差異はあれど、概ねこの間隔でレースが行われています。
2019年度のレースはもう終わってしまいますが、来年から見始めるという意味では絶好のタイミングかもしれません!!!
いかがでしたでしょうか。なんとなくSUPER GTについてお分かりいただけたでしょうか?
とは言っても結局レースなので実際にレース会場に行ってみないと感じ取れないことも多くあります。
この記事で少しでも興味がわいたら是非レース会場に足を運んでみてください!それでは!