COLUMN
おはようございます、HC GALLERY運営担当の中では紅一点、愛車はスバルブルーのWRXのみやびです。
ヘタレなペーパードライバーが、旦那様の口車に乗せられて、うっかり
マニュアル車乗れるようになって、カッコいいお母さんになってやる!!と、啖呵を切ってしまったところまでお話しましたでしょうか。
今回はその続きのお話です。
早速、都内(近所)で限定解除をできる教習所を探したところ・・・
なんと電車で3駅くらいのところに【公認】の自動車教習所があるじゃないですか!
運転免許をとったことがある方ならご存知と思いますが、【公認】と【非公認】の違いは
特に私のようなヘッポコドライバーにはとても、とっても、大きいんです!!!
【公認】の自動車教習所を卒業すれば、運転免許試験場での技能試験が免除されるのに対し
【非公認】だと運転免許試験場での技能試験を受けなければならない。
新規免許取得者における合格者の割合は【公認】が95%に対し、【非公認】は5%と言われる狭き門。
ヘタレな私には、そんな狭き門は無理です!!!
【公認】校での『ペーパードライバー講習』が1時限(50分)7000円くらいに対して
限定解除@教習所の場合は【法令で定められた技能教習の必要最低時限数】の技能教習を受けなければなりません。
その時間は4時限!!
(この時点で、どこがペーパードライバー講習と変わんないんだ!全然違うじゃんと、後悔中です・・・)
しかも、4時限というのは必要最低時限ですから、技能を満たしていなければ何時限でも、教官がOKというまで追加で補講を受けなければならないのです。
いつもAT車乗ってるならまだしも、ペーパードライバーで限定解除って無謀でしょう!!!
最低が4時限なら、私は何時限??
そう思っても、今更遅い。
やると言ってしまったからには、やりきらないと女が廃る!(なんか違う)
6時限は早い方ってことは、8時限を目指すぞ!!!
ということで、後悔MAXな状態で自動車練習所に向かったのでした。
自動車教習所に到着して初めて感じたことは
・・・私、場違い。。。。
楽しい思い出がいっぱいあった自動車教習所。
でもそれはテン イヤーズ アゴ― そう、10年程前の話でございます。
現実は、ハタチ前後のピッチピチギャル(死語)の中にいる、アラサー女子(俗称オバサン)が、ひとり。
若さが・・・・眩しい。。。。。
そんな、場違いな空間で、ひたすら後悔にかられている私に教官から
「君、なんで今更限定解除?今時、オートマで十分でしょう。大丈夫?いまからでも遅くないよ、やめる?」
こんな鋭い一言をいただきました。
・・・教官!!!大事なお客(お金)逃していいんですか!!
私なら、最低4時限のところ何度でも補講受けさせられますよ!!!
おいしい客ですよ!!!
自分で言うなって話なんですけど、ついついツッコまざるを得ませんでした。
「いや、頑張ることに決めたんで」
「珍しい子だねぇ。ま、乗ろうか」
そうやって初のマニュアル車にのることなったのです。
「まずは、助手席に乗ろうか。今から運転するからね。」
「こうやってね、一番左のクラッチを・・(以下長いので省略)・・じゃ、やってみようか」
・・・教官。
正直足元見えなかったんですけど・・・どうしたらいいんでしょうか。。。
運転席にすわって初めて遭遇したみっつ目のペダル、クラッチ。
オートマ車と違い、マニュアル車はクラッチを操作しないと、そもそも車が動きません(坂道を除き)。
※坂道の場合、前にも、後ろにも、勝手に下がります。
記憶を引っ張り出してみると・・・クラッチを優しく離して、アクセル優しく踏んで、そういう手順(足順)だった、ハズ。
よし、やるぞ!!!
クラッチを優しく・・・離す、お、なんか動きそう!!!
ガコン!!!!
そんな感じの音を立てて、急に車が止まります。
な、なに??今の!!!まさか、これがエンスト!?
と大パニック!!!
どうやら、アクセルを優しく踏むのと、クラッチを優しく離すのは、どうやら同時にやらなければならないようでした。
というわけで記念すべき初発車(?)は失敗。。。
もともとへこたれないことには自信があります!!!
よーし、次は頑張るぞ!!!
今度はエンストしないように!!!
と、意気込んだはいいものの。
そう意識すればするだけ、緊張するわけです。
緊張すれば、いろんなところに力が入ってしまうわけで。
アクセルを優しく踏んで ⇒ アクセルを吹かして
クラッチを優しく離して ⇒ クラッチ、どうしたらいいの??足上げればいいんだよね!急げ!!
こんな感じに、体が勝手に変換していました。頭では分かってるんですよ、えぇ。
でも「ガッコン、ガッコン、グゥーン!!」なんて言いながら、なんとかつながったんです!!
喜ぼうとしたら、
「お!!おっと!!雑すぎ、もっと丁寧に!」
という怒号が、教官から飛びました。。。
でも、なんとか走り出した車と同じく、私の前途多難なマニュアル車ライフも、この時不格好ながらスタートしたのでした。
教官、本当にすみませんでした。
教官泣かせの、限定解除講習の話はまだまだ続きます。