COLUMN
―前回記事のあらすじ―
イベントの4日前に現場担当者として参加することを知らされた志摩。
“東京オートサロン”というイベント名すら初耳。東京モーターショーとは別物なの?と調べて驚愕!“東京オートサロン”はカスタマイズカーやチューニングカーの展示会だった!
かくして志摩は、マニアックすぎる展示内容に震えながらイベント当日を迎えるのであった……。
こんにちは。運転歴は3年半。
ぼちぼち運転していながらもこれまで軽自動車や営業車しか運転したことがない志摩です。
今回は前回の記事の続きから、オートサロン当日の体験を綴っていきたいと思います。
オートサロン初日、8時に海浜幕張駅に到着するように向かった私を襲った第一の刺客……“JR武蔵野線の満員電車”
田舎からのおのぼりさん、ここで心が一度折れかけます……。
ようやく海浜幕張駅についた……と思ったら、電車からどんどん人だかりが降りていくんですよね。
……え?もしかしてですけど今の乗客のほとんどがオートサロン目当てってことですか?
混雑する改札から出てみると目の前に“TOKYO AUTO SALON2020”と書かれたポスターが貼られており、すでに遠くに行列が。
イベント初日は業界や報道関係者が集まる日でしたが、14時からは一般特別公開だったので、並んでいる方はおそらくそのチケットの当日券を買いに来たのでしょう。
会場に着く前から感じるお祭りムード、楽しそうに会場に向かう来場者たちと元気に声を上げるダフ屋のおじさん……クルマに詳しくない私でもさすがに高揚してきます。
自分のブースを訪れてまず目に入ってきたのがハルカちゃんの等身大パネルです。
今日この日のために編集長が手配していたこの等身大パネル、出来上がったのはなんとイベント前日!
ハルカちゃんがオートサロンのブースに立つことができて本当によかったです。
そしてもう一つ目に入ってきた、見慣れないもの……。
大きなモニターと座席にハンドル。なにやら座席からは色々なパイプが伸びているのが見えます。
な、なんですかこれは……。
話を聞いてみると、どうやらこちらはかなり本格的なレーシングのシミュレーターなんだそうです。
なんと総額は200万円以上!!
しかもこちらを使用して、現役レーシングドライバーの澤圭太さんがコーチングをしてくれるとのこと!!
あまりに豪華すぎませんか!?
私もシミュレーターを体験させてもらいました。金額を聞いてビビった私、恐る恐るシートに着きます。
実際に体験してみたイメージとしては、ゲームセンターのレースゲームをイメージしてもらえればよいのですが……臨場感があまりにも違いすぎる。
なんでも 7軸で臨場感を出してくれるこのシミュレーターは、プロの方が練習で使用されるものなんだそうです。
この3日間では、サーキット経験者の方やアーケードレースゲームで優勝した経験を持っている方など、たくさんの人に体験していただけました!
参加する前は「マニアックなイベントなのかな?」と少し怖さを感じていた“東京オートサロン”。
しかし、実際に参加してみると意外にもクルマを知らない人でも楽しめるイベントであるということが分かりました!
というのもカスタマイズしているクルマの中には、他企業とコラボしているクルマなんかもあるわけでして……
「クルマは知らなくてもかっこいい!!」と思える展示が多いんですね。
風のうわさでは“東京モーターショー”よりも世界からの注目度が高いとも言われているそうです。
次回も是非参加したいと思っていますが、来場者としてゆっくりと見て回るのも楽しそうです。
とはいえ、HC Galleryとしてももちろん出たいので難しいところ……
でもどちらにせよ、来年も楽しみです!!