COLUMN
こんにちは、自称スーパーモタスポオタクのオミナエです。FSWライセンスを持ってると、ふらっとテストを見に行けるのがいいですね。先日も勢いでSUPER GTのブリヂストンタイヤテストを見に行ってしまいました。年初からGTカーの音を浴びると、一年間上手くいく気がしてくるのが不思議です。
さて、今回はそんなオミナエによる持ち込み企画、「オミナエの全国サーキット探訪」の記念すべき第一回でございます。このシリーズは、いわゆる国際サーキットに留まらずミニサーキットからレンタルカートサーキットまで、オミナエが訪れた全国津々浦々のサーキットを紹介していく不定期連載になります。
このコラムが「あのサーキットに初めて走りに行くんだけど、調べても現地の雰囲気が分からないなぁ……」なんて方の一助になれば幸いです。と、いうわけで、第一回の紹介に移りましょー!
出ました!我が実家(?) https://www.fsw.tv/ 富士スピードウェイ!HCも大変お世話になっている富士スピードウェイ(以下FSW)、第一回でここを外すことが出来るだろうか、いや出来ない。
静岡県駿東郡小山町、富士山のお膝元にあるFSWは日本を代表する国際サーキットです。1.5kmの長いロングストレートが特徴であり、近年では「耐久の富士」をテーマに数々の耐久レースが開催されています。通常なら更に歴史に触れたりするところですが、散々出尽くしているのでここではスルー。ここからは、走りに行く人、見に行く人向けのお話です。
まずは富士を走りたい!という方向けのお話です。富士にはレースで使われている本コースと、それとは別の1km弱のショートコースがあります。それぞれ走行するためにはFSWが発行するライセンスが必要であり、本コースとショート両方走れるライセンスと、ショートのみ走れるライセンス存在しています。前者が約4万円、後者が約2万円となっており、どちらを選ぶかは自身の車や目的に合わせて選べばよいでしょう。
https://www.fsw.tv/driving/licence/fiscolicense.html
この時点でライセンス料高!?と思った方もおられるかと思いますが、その分走行券はお安くなっており、本コースなら30分6700円、ショートなら25分2700円というお値段。ライセンス不要の走行会で富士を走ろうと思うと、本コースなら60分20000円以上、ショートでも60分15000円以上という価格設定が一般的(開催日程などで結構前後します)。
単純計算すると、年間4~5回走ったら元が取れてしまう計算になります。毎年結構な回数サーキット走行を楽しんでいる方や、予定が空いたしふらっと走りたいなんて方にはおすすめです。ちなみに、他のサーキットに関しても同じような傾向があるので、家から近いサーキットがある方はライセンス制度を一度ご確認してみてはいかがでしょう?
本コースについての感想はこちら→https://hcgallery.jp/2020/06/10/%e3%83%a2%e3%82%bf%e3%82%b9%e3%83%9d%e3%82%aa%e3%82%bf%e3%82%af%e3%80%81fsw%e3%81%ae%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%82%bb%e3%83%b3%e3%82%b9%e8%ac%9b%e7%bf%92%e3%82%92%e5%8f%96%e3%82%8b%e3%81%ae%e5%b7%bb/をご参照ください。
追記するとしたら、コカコーラから100R、アドバンをいかに上手に走らせられるかがタイムアップの鍵、でしょうか。
ショートコースに関しては、コンパクトながらアップダウンがしっかりあり、しっかりとブレーキをシフトダウンをしなければいけない低速コーナーと、姿勢作りとライン取り、タイヤをうまく使わないとタイムの出ない中速コーナーが組み合わされており、基礎を学ぶにはバッチリです。ショートサーキットに多いストップ&ゴーサーキットとも少し雰囲気が違い、ローパワー車の場合は本コースよりショートのほうが楽しめるかも?
お次はレース観戦について。富士の特徴はなんと言っても、ホームストレートを除いたコースサイド全周に渡って設けられている芝生エリア。グランドスタンド&1コーナースタンド指定席以外の場所であれば思い思いの場所で走っている車を見ることが出来ます。
さらに、大きいレースの場合は予選日から決勝日まで夜もサーキット内に滞在OK!なので、芝生エリアにテントを張ってキャンプを楽しむファンが多数。FSW側も積極的に推奨しているので、テント付きチケットなんかも販売されています。御殿場市内に降りればスーパーやホームセンターもたくさんありますし、お風呂も周辺10km以内に複数箇所かあるのでキャンプデビューにも適しているかも?
そんなFSWで見れるのはSUPER GT、SUPER FORMULA、スーパー耐久、WECといったビッグレースやTGRF,ニスモフェスティバルといったイベント系、86/BRZカップやフジチャンなどの参加型レースなどなど、数多くの選択肢があるので好みに合ったレースをぜひ見に行ってみてはいかがでしょう?
ちなみに、オミナエのようにレーシングカーの写真を撮りたい!という方にはGTやSF等の公開テストがおすすめです。人が少なく場内を車で移動できるのでレース中より自由度高めです。
さてさて、「オミナエの全国サーキット探訪」第一回はいかがだったでしょうか?テント張ってレース見るならこのコーナー!とか撮影するならここ!なんてオススメもありますが、是非そこは自らの足で見つけていただきたいということで、秘密にしておきますw
都心から最も近い国際サーキット、富士スピードウェイ。広大な敷地で三密とも無縁なサーキットに2021年は足を運んでみませんか?
次回もお楽しみに!