COLUMN
こんにちは、スーパーモタスポオタクでドジっ子のオミナエです。
この記事を執筆している前日、会社から駅に向かう階段で足を踏み外して転倒、ノートPCのディスプレイがお亡くなりになりました。
ドジというかただの事故です。辛いです。
さて、時候の挨拶(?)も済んだところで、本題に入りましょう。
前回のコラムで書いた通り、レースに出られるドライバーを決めるために行われることになった筑波2000タイムトライアル@GTSports。
今回は歴史に残る?その戦いの一部始終をご紹介しましょう!
さて、時間は夕方。本日の対戦相手ニックンも到着したところで二人でプレイシートを設置、いざGTSを起動です。
ちなみにオミナエ、GTSは毎回OPを全部見る派。有名モタスポ実況N氏の声が聴きたいがために毎回見てしまうんですよねぇ。
現場に居合わせた弊社マニュアル女子2号にこの熱い思いを語ったところ、視点がマニアすぎるとの評価をいただきました。きっと褒められているにちがいません、照れます。
閑話休題、我々二人には、勝負前にお互い10分間の練習時間が設けられました。これはハンコン及びシートの癖を確認するための時間です。そしてお互いの走りを見て研究する時間でもあります。
まずはオミナエから練習開始。
ふむふむ、まあこんな感じだよねとしっかり習熟およびドラポジの調整をしていきます。
タイムもコントローラーよりは落ちるもののそんなに悪くはありません。
次にニックンが10分の練習走行を開始。いきなり速い!
怖いもの知らずなことに定評のあるニックン、GTSでもその速さは健在です。
おー速いねーなんて言いながらも、内心では焦りまくりです。
どこが自分より速いのか盗み取るため目を皿のようにして研究です。
そうして10分の練習が終了。後ろでニヤニヤ?ニコニコ?しながら見ていた編集長が一言。
「オミナエくんは完全にマニュアル車乗りの運転って感じだね」
曰く、コーナリング中にシフト操作がしたくないから、コーナーに入る前にブレーキングとシフトダウンを済ませておいてるのが完全に見てわかるとのこと。
仰る通りでございます。
確かに、ニックンは最終にシフトダウンしないまま侵入、その途中ボトムスピードまで落ちたタイミングでシフトダウンしていました。
なるほど勉強になります、と思うと同時に、勝負前にそれ言っていいんですか編集長!?と思わなくもないオミナエなのでした。
さて、いよいよ本番です。
対決のルールはこのような感じです。
10周走行し、アベレージタイムの速いほうが1ポイント。
ベストタイムが速いほうが1ポイント。
これで勝負がつかなかった場合、各自速かった3周の平均が速かったほうが勝ち。
つまり、耐久レースに必要な速さと安定性をこの勝負においても見るということです。
じゃんけんの結果、先攻がニックン、後攻がオミナエとなりました。
さてニックン、一周目1コーナーでいきなり飛び出します。さすが(?)です。実質アベレージはもらったようなものです。
しかしただでは終わらせないのがニックン、練習よりも更に速いタイムを繰り出してきます。
速すぎます。焦ります。
そのまま残りの9周はタイムに波はありつつも速いタイムを何度も出して終了です。
さてお次はオミナエの番です。
プレッシャーに弱いことに大定評のあるオミナエではありますが、ここで負けるわけにはいきません。
ニックンを見て研究したことも取り入れ走ります。
10周を飛び出すこともなく終了、アベレージは計算するまでもなく勝利確定です。
しかし、残念ながらベストタイムはニックンに届かず、勝負はベスト3周のアベレージ対決へ。
計算するのはもちろん編集長。固唾を呑んで見守る二人。
「これはすごい勝負だ!」叫ぶ編集長。
どうやらかなり僅差のようです。
そうして出された結果は……
ニックンが0.05秒差でオミナエに勝利!!
なんという僅差の争いでしょう、残念ながら敗北したことは悔しいですが、出し切った末の敗北、受け入れるしかありません。
当日は潔くピット要因としてみんなをサポートしよう!
そう切り替えてその日は帰路についたのでした。
なお帰宅後、自宅のGTSで走り込んだのは言うまでもありません。
さて、レース一週間前です。
当日参加予定のメンバーに練習会のスケジュールが送られてきたものの、なぜか集合場所が都内某所。
?が頭に浮かんでいたところ、編集長からこんな言葉が。
「雨予報で筑波はしれなさそうだからシミュレーターで練習しよう。リアル筑波での練習会出来ないからこの前の勝負結果は無効ね!」
ななな、なんですとー!?!?
一週間前になってまさかの大どんでん返し、オミナエ、どうやらまだチャンスが残っているようです。
次回「シミュレータートレーニングとドライバー決定」こうご期待!