COLUMN
スーパー耐久シリーズ 2021 Powered by Hankook 第二戦が宮城県のスポーツランドSUGOにて開催されました。
開幕戦、コラボレーションチームの初レースで2位表彰台を獲得と幸先の良いスタートを切ったFloral Racing with ABSSA。この第二戦では前回逃した優勝という結果を掴みにいきました。
土曜日の予選はウェット路面でセッションスタート。Aドライバーの植松選手がトップタイム!Bドライバー予選では澤選手が2番手タイムを出した後、乾きかけの路面に反応しいち早くスリックタイヤでコースイン。しかし、本人も6年ぶりという非常に珍しいクラッシュがあり予選は3位に。車へのダメージも心配されましたが、メカさんたちの頑張りで車は修復。しっかりと修復されてレースに臨みます。
第二戦の舞台となるSUGOはコースキャパや安全面を考慮し、2Grにわけてのレースとなります。ST-Xクラスは午後からのGr.2、3時間のレースです。
スタートは植松選手。3番手スタートから安定した走りを見せ、しっかりとポジションキープ。前を走る2台が先にピットインし、トップに立った後に澤選手と交代するためピットに入ります。
澤選手と交代し、2位でピットアウトするものの、なかなかペースが上がらず苦しい展開が続きます。なんとか勝負権を失わないように踏ん張りながら65分走行し4位で最終ドライバーの川端選手に追い上げを託します。
澤選手からのインフォメーションによる内圧調整が功を奏したのか、川端選手の激しい走りで前との差をどんどん詰めていきます。これはひょっとするか!?と期待が高まる中で、ST-Xクラスのトップを走っていた車両が他クラスの車両と接触!大きなクラッシュとなり、レースは残り30分で赤旗中断となってしまいます。
20分ほどの中断をはさみ、残り10分程度でのレース再開となります。トップがクラッシュによりリタイアしたことで3位に浮上。前2台との差も詰まったことでここからの大逆転が期待されます。
しかし、一度冷え切ったタイヤが温まりきらず、そのままの順位でフィニッシュ。予選順位と同じ3位でのフィニッシュとなりました。
2戦連続の表彰台、ポイントランキングも2位を維持という結果で第二戦のSUGOラウンドを締めくくりました。
次戦は富士24時間。ポイント比率が最も高くシリーズの天王山とも言えるレースです。 Floral Racing with ABSSA の戦いに期待です! 応援よろしくお願いします!