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第5話 前途多難!坂道発進~前編~【ペーパーAT限定女子が、マニュアル車でサーキットを走るまで。の記録。】

第5話 前途多難!坂道発進~前編~【ペーパーAT限定女子が、マニュアル車でサーキットを走るまで。の記録。】

お騒がせしております、今でこそマニュアル車をなんとか普通に運転できるようになったみやびでございます。

今回は、数年前の、とてもお恥ずかしいペーパードライバー&マニュアル車初挑戦のお話の続きです。

マニュアル車の教習のメイン、ラスボス的な存在
そう、いよいよ“坂道発進 ” までコマを進めてまいりました。

毎度のことながら恥ずかしいのですが・・・
マニュアル女子が少しでも増えることを願って!!

そもそも坂道発進って何故難しいの???

オートマ車しか運転したことない方には少しわかりづらいかもしれませんね。
急な坂の途中で車が止まった時、ブレーキを離してアクセルを踏むまでの間に

おおぉっと!!!今、車ちょっとだけさがったよね!!??

って経験ありませんか?

(よっぽど高尚なご趣味をお持ちでない限り左足ブレーキ、右足アクセルなんて
そんな高度な技、一般人は使いませんもん。なので若干のタイムラグが発生するハズ)

そう、坂道発進の難しさはそこにあります。

オートマ車は足をブレーキからアクセルに移し替えるちょっとしたタイムラグだけなのですが・・・・
マニュアル車だとそうはいかないんです!!!

AT車:ブレーキ → アクセルを踏んで発進
MT車:ブレーキ → クラッチを繋ぐ → 発進

と、追加となるワンステップが。
スムーズにクラッチを繋げられる手練れならいざ知らず、
発進までに時間がかかる初心者は・・・

その間に車がズルズルと
ニュートンが証明した重力のチカラを借りてそれはもうズルズルと
坂道を下ってしまうのです。

それだけではありません!
もし、、、1回でクラッチを繋ぐことができずエンストしてしまったら・・・・・・
後ろの車があなたの車の重みを全身全霊を持って受け止めてくれます♡

ええ、いわゆる追突事故ですね。

(昔はマニュアル車が主流だったので、坂道では前の車との車間を開けるのがマナーというか常識だったのですが、 今はオートマ社が主流。
まさか、エンストした車が上からズルズルとバックしてくる!なんて誰も予想してないんですよね。
なので、みやびが坂道に停車している時にも車間を詰めて止まってくる車の多いこと多いこと。
怖いものしらずですよ!!!みやびが降ってくると車潰れますよ!リアルに)

さて、坂道発進って何が怖いのかやっと理解できたところで前回の続きへまいりましょう。

発進の前に、急ブレーキでしか坂道に停車できない!?

マニュアル教習の中で私が最後まで謎だったもの、それがブレーキでした。

停止する時にクラッチを踏んで(クラッチを切って)いないとエンストする。
でも、いつクラッチ切るの???というのがよくわからず・・・

■ブレーキと同時にギュー!!!(急ブレーキになりますので絶対に真似しないでください)
■ブレーキ踏んでいって停止する直前にクラッチ踏む 
→ たぶん、教習所で基本的にこう習うハズですが、その匙加減が難しい。
  直前って??いつ????停止しそうな時って感覚論???
  引っ張りすぎたら、そもそも坂道でパワーの無い状態でクラッチ切る前に車が止まってしまって、まさかの坂道エンスト!!!!!なんてこともありました。
  それが怖くて中途半端なタイミングでクラッチ切ろうとするとクラッチを踏み込む左足にあわせて右足のブレーキも強くなって、結果カックンブレーキになるし。

※あえてもう一つの方法は書きません。あくまで教習体験記なので。
もう一つの方法が知りたい方は、別コラムを書く予定なのでそっちを読んでね!

そんな葛藤を続ける私に教官が言い放った一言は

「感覚で、そろそろつかもうね」

という言葉でした。

命綱ならいつでもつかむ気満々なのですが・・・
何をつかむんでしょう、教官・・・

最後まで
○カックン停車になるか
○ガコガコ(エンスト寸前に車が悲鳴を上げる状態)停車になるか
どちらかしかできなかったみやび。

最終試験の時にはどっちを選ぶのでしょうか???

後編に続きます・・・

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