COLUMN
こんにちは。
レースで一番好きなシーンはピットイン後のクルーたちのハイタッチの方の池田です。
唐突に始まりました。レースシリーズ。レースにちょっと興味があることを知られたが最後、編集長に「じゃ!よろしく!」と一言で仕事を依頼されました。
迂闊なことは口から零すもんじゃないですね。今日の教訓です。
と、言ったものレースはやっぱり面白い。
でも見たことない人の中には「敷居が高そうでなかなか手を出しずらい…」なんて思ってる人もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では国内の代表的なクルマのレース”SUPER GT”について調べた結果、「実はそんなことないですよ!敷居、バリアフリーですよ!」っていうのをレース初心者目線で書いていきたいと思います。
今、レースに興味がなくても一度!読んでみてください!その上で興味がなければ私に石を投げてください。
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形式的な説明をしようと思えばいくらでもできるのですが、それはそれとしてざっくりと要点を箇条書きにします。
・各車メーカーが販売してるGTカー※1をベースにレース用に改造した車で行うレース
・GT500クラスとGT300クラスの2クラス制
・年間8戦行われ、その間に獲得したポイントで年間順位が決定
・1つの車両に対してドライバーは2名
・チームチャンピオンとシリーズチャンピオンが懸けられている
・日本国内7サーキットタイ1サーキットで走行(2019年シリーズ)
・参戦ワークスチーム※3は日産自動車、トヨタ自動車・LEXUS、本田技研工業
・SUPER GT独自のシステムのウェイトハンディ制※2
ざっくり書き連ねました。上記を覚えてればどや顔で知った顔ができます。知らんけど。※4
※1「GTカー」・・・GTは”Grand Touring”の略称で長距離のドライブを高速且つ快適に走行することを目的とした高性能車のグレード
※2「ウェイトハンディ制」・・・年間ポイントによって車体にウェイト(重り)を乗せることによって順位に開きが出すぎないようにするSUPER GT独自のシステム
※3「ワークスチーム」・・・自動車メーカーが自己資金でレース参戦(自社が開発製造したマシンを使用)するチーム(今回は特にGT500について)
※4「知らんけど。」・・・語尾につけることによって前述の文章のソース(情報元)を曖昧にし、責任を自己におかないようにする関西人独自のシステム
え、なんですかその反応。待ってください待ってください。大丈夫、まだですよ。ここからなんですよ。任せてくださいよ。
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実際のところ、SUPER GTシリーズの一番の肝はここだと筆者は思います。
SUPER GTが”市販車ベースのレース”ということはどういうことかというと、
「レースで実際に走っている車両と同じ車両を買うことができる」
ということです。マジです。熱くないですか?え?アッツ!!!アツッ!!!
まぁめちゃくちゃ高いとか厳密には違うとかそういうのは置いといて…
カラーリングや、内部部品などは確かに違いますが、ベースとしているのは市販車なので、そういう意味で同じ車両ですよね。
ギターでいうとシグネイチャーモデルみたいなもんですよね。知らんけど。※4
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車のレースってなんか敷居高そう…って思いますよね。私もそう思っていました。
でもSUPER GTは意外とそうでもないんです!
一般観戦チケットは5千円台(会場によります)と一般的なスポーツ観戦のチケット代とそこまで変わらない値段帯。しかも中学生以下は更に安い。家族連れで観戦していらっしゃる方も多くいます。(参考:https://l-tike.com/sports/mevent/?mid=272813)
魅力いっぱいのSUPER GTの片鱗は見えましたでしょうか?まだまだ鱗はたくさんあるので後編に続きます。
石はまだ投げないでください。お願いします。